不動産相続の相談窓口とは?
相続とは、亡くなった方(被相続人)の遺産を親族等の相続人が引き継ぐ事です。
ただ、この相続の際に、被相続人の方の気持ちが伝わっていなかったり、対応を誤ってしまったりすることが原因により、争いになったり、財産が負の財産になってしまい、相続人が苦労することになったり等のトラブルに発展することも多々あります。
弊社の不動産相続の相談窓口では、すべての方が相続で困ることのないように、どのようにお持ちの不動産を引き継いでいくか、活用すればよいか等の相談について、相続の専門家がアドバイスを行っております。
財産が少ないから関係がない?
右の図は、裁判所に持ち込まれた遺産分割事件を、相続財産額別で表した図です。
これによると、約33%の方たちが1,000万円以下の財産で争っており、約42%の方たちが1,000万円超から5,000万円以下の財産で争っています。
そしてこの方たちのほとんどは、相続税がかからない方たちです。
相続に関しては、財産が少ないから自分には関係がないではありません。
財産が少なければ、少ないなりに揉めることも多くありますし、分けにくいという実情もあります。
特に不動産は簡単には分けられませんし、とりあえず平等にということで共有持ち分で所有してしまうと、空き家や空き地問題等の別のトラブルを引き起こしてしまう可能性があります。
生前の準備の必要性
相続発生後に対策を考えるとなると、その方法は限られてしまい、トラブルに発展する可能性も高くなってしまいます。
また、相続に関する優遇制度が受けられないこともあります。
財産を残す方たちは、相続人達にトラブルになって欲しい、とは思っていないと思いますし、相続人達も例えば親が残した財産が原因で苦労したり、仲が悪くなってしまったりはしたくないと思います。
であれば、やはりその対策として、相続に関する知識を深めて、生前のうちに相続人達が苦労しないように、前もって財産を整理しておく、どうやって引き継いでいくかの話し合いをしておく等の準備が必要になってくると思います。